ヤマハバイクののマジェスティ250を紹介

ヤマハバイクのマジェスティ250はビックスクーターブームの先駆けとなった1台です。

初出の車両は1995年のマジェスティ250、
その頃発売されていた大型スクーターとの相違点は
シート下に大型のメットインスペースを確保した車両です。

その他にも新型車両ということでデザイン性などの要因もあってか、
発売と同時にヒット車両となり大型スクーターの一大ブームを巻き起こしました。

ライバル車は当時新車発売のなかったHONDAのフュージョン、
スズキのスカイウェイブなどですがマジェスティ250はダントツの人気車両でした。

1999年にモデルチェンジが行われ、
デザイン性が高く評価されてかその年の年間最多販売となり
名実ともに大ヒット車となったのです。

大型スクーターは足つき性もよく
マニュアルミッションの操作も必要ないので万人に乗りやすい車両です。

また走行時も大きなシートにゆっくり座れたり、
重心が普通の単車に比べてかなり下にあるため操作も容易であり、
バイクでありながら大容量の収納スペースがあるという
当時のライダーのニーズにあった車両でありました。

現在では従来のマジェスティ250の他に400ccエンジンで加速性能、
高速走行時の安定性を目指したモデルや、
小型免許でも乗ることの出来る125ccエンジンで
車体の取り回しのしやすいモデルなどが発売されています。

大型スクーターブームが到来した初期からマジェスティ250は
改造車のベースとされることも多い車両です。

専用のカウルやシートなどの外装は、
アフターマケットでもかなりの数が販売されていて、
組み合わせで自分のオリジナルの車両スタイルを作ることが可能です。

マフラーやハンドルなどのパーツも充実しており、
自分好みの操作ポジションやエンジンフィールも創りだすことが出来ます。

その気になればエンジンパーツや吸気パーツなどもラインナップされているので、
カスタムベースの車両としては申し分ないほどアフターマーケットが充実しています。

現在も新車の購入が可能ですが、
最多販売記録を持つ車両でもあるほど売れた車両であり、
中古車市場でもかなりの数の動きがありますね。

カスタムベースとして購入するなら新車を購入するよりも
程度の良い中古を購入して差額をカスタム費用に当てるのをオススメします。

外装をカスタムするなら新車の外装は無駄になりますし、
マフラーやベルトなどはカスタムを突き詰めていくと交換する可能性が高いので、
より自分好みの車両を作りたいのならばカスタム費用を残しておいて購入したい1台です。

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